「少し、話しませんか?」
「あ…あぁ」
ってことで、ベンチのある公園へ。
「…で、何?俺は吉岡さんって呼ばなきゃならないの?」
「あはっ、まさか!…こころ、そう呼んでください。」
「こころって…でも、」
読み方はハートだって奈央言ってたよな?
「…奈央と両親だけです。ハートって呼ぶのを許してるのは。学校の皆もこころって呼んでます。」
「…どうして、」
そんな、名前を変えるような真似を…
「特別だから。奈央は。」
「特…別?」
「うん。なんで今私と奈央が親友なのか、聞いたことあります?」
「…中学から一緒だから?」
確かそう言ってたはずだ。
「そう!中学。…私にとって中学は奈央が居なかったら地獄でしかなかった…」
「…え?」
