ぬくもり



*****



「ハジメさん!」




ある日の夕方。

道を歩いていたら名前を呼ばれた。





「…あ。ハート…ちゃん?」



振り向けば、この頃初めて顔を合わせたばかりの、奈央の友達、吉岡心がにこやかに立っていた。




「……ハジメさん、







ハートって呼ばないでくれます?」




「……は?」





にこやかな彼女から発せられた言葉は実に刺々しいモノだった…