***** 「ハジメさん!」 ある日の夕方。 道を歩いていたら名前を呼ばれた。 「…あ。ハート…ちゃん?」 振り向けば、この頃初めて顔を合わせたばかりの、奈央の友達、吉岡心がにこやかに立っていた。 「……ハジメさん、 ハートって呼ばないでくれます?」 「……は?」 にこやかな彼女から発せられた言葉は実に刺々しいモノだった…