「…これ、」 「俺の、家…それと、携帯番号にアドレス。…何か、あった時のために…」 「…………ハジメくんってさ、 私のこと好きなの?」 「…っ、な、なっばっ、」 一瞬で赤くなるハジメくんの顔。 …面白い。 「冗談だよ。そんなに強い自負心持ってないって。」 むしろナルシストは嫌いなタイプ。 「…あ、…あーそうかよ。大人を茶化すな。…取り敢えず、持っとけよ。」 「…うん。ありがと。」 素直に嬉しいと思った。 だから、素直に受けとった。