ユキとテツヤは本間にお似合いカップルやなっ!

えーっ
よく言われるんだよなーっ

やめてよテツヤっ

ええやん、ホンマの事やしっ。
照れてんのかぁー?

そんなん違うわっボケッ


……

きらきらと昔の話に花をさかせるハナ←シャレ?!
「あぁ、そんなこともあったなぁ。」

うわの空のユキ。
ユキのなげやりなことばにだんだんイラついてくるハナ。
したたかな空気の喫茶店。

「てかうちらって会うん久しぶりやん?もっとなんかこう、ワイワイキャーキャーするもんかと思うててんけど…。」
と戸惑いながら言うハナ。

「あんた、だからって人のひきずってる傷えぐるような真似せんでもええやん。」
とユキ。

やっぱり傷はいえてへんのや…
ハナはいけない事をしたと思い黙り込んだ。

ユキの中にある傷とは…
あれは高校3年のときの事だったか…