解き放つ時。

失神してるこいつを担いで家に戻った。自転車なんてほったらかしにして…


母さんは驚いた顔をしてたけど、俺が殺さなくてホッとしてるようだった。



数時間後目を覚ましたあいつは、姉ちゃんの枕元に正座して謝った。



何もかも遅いんだよ。
手遅れなんだよ。
もっと早く謝って欲しかった。
死んでから罪の重さに気付いても意味はない。
なんの解決にもならない。