空への手紙 for to time もう一度





俺ら三人が陸上部に入り一週間ぐらいたったある日のこと


「姫って走ってる時は可愛いじゃなくて綺麗ってイメージになるね~」
と日南が言った


「そう?ってか可愛くないし~」
高く可愛い声でそう言った


本当に可愛いのでつい

「えっ」


と声を出してしまった。



?が二人の上についている


「えっと安達って・・・」

「安達じゃなくて、姫でいいよ。皆そう呼んでるし」


いつもより低い声でそう言った
多分自分の苗字が嫌いらしい

「ごめん」
まず謝り話を続ける