「ひなちんの隣に居るの誰~」

「ああ、そうそう、姫に会わせたい子が居るって言ってたじゃん」

「それがこの人?」
と高く可愛い声で言った

「うん☆」

と日南は言った

何が何だか分からなく
キョロキョロしていると

「よろしく、わたし安達 遥」

と言われたので

「よろしく、俺は川島 薫」

と素っ気ない返事を返した

それが僕らの出逢いだった

その時はまだ何も知らなかった……