「知らないからこそ、だよ。






 
取り敢えず告れば少なくとも少しは楓のこと意識して貰えるでしょ」














「そう、なのかぁ・・・?」








「そうなの!」















ばん、と机に手を突いて、夏帆が立ち上がった。














「もう中学校生活最後の年なの!



卒業したらもうきっと会わないよ?



玉砕覚悟で言ってこい!」










え。









「『言ってこい』って・・・










                今?」