「それなら貰った気がする。
えっと…」



あたしは

カバンの中を探る。


見つけた!

キラッと光る

銀のブレスレット。


腕につけてから、

文字を確認する。



Cの文字に、

やっぱりがっかり。


それが学園内での

あたしの身分になって

しまうから。


一般人のあたしに

このランクは、

あたりまえかぁ。



「じゃ、あたし
午後も授業あるから、
そろそろ行くね」


「うん。
また後でっ」



手を振って

席を離れる彼女に

手を振り返す。



さて

これから

どうしようかなぁ。





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