ぼくは一日でこの部活に馴染んだ。

絵を描くのは別に嫌いでもないし

家は嫌いなので、

良い『時間稼ぎ』となった。

しかし、なぜぼくを

彼女はそうもして入れたがったのか

少し疑問視していた。

「親友」としてか、

それとも


…「異性」としてか。


もしかして、

何かの策略??

この時の勘はかなり

冴えていた。


『大当たり』


だった。