すると遠くで私を呼ぶ声がした。 健君だ………。 私が健君の声を間違える理由ない。 「七海っっ!!!!」 健君は私の姿を見て驚いてる。 私に服を着せてくれてから、健君は中村君を睨んだ。 「てめぇ…お前のその腐った脳みそハトにでもくれてやろうか?あ?」 私は健君の腕の中で強く抱きしめられていた。 「七海?大丈夫か?」 「うん………。」 私はいつの間にか泣いていた。