卒業~4人の卒業~

星『草野…好きになってくれてありがとう…気持ちに答えてやれなくてごめんな…これ…』

星也君は私の手の中に“ある物”を握らせた
私は手を開こうとすると―

星『ちょっとまて!!俺が行くまで開いちゃだめだ!』

梨『えっ?何で?』

星『何でも!!』

星也君の必死さに頷くしかなかった。