部屋に着いた途端いきなりドアに身体を押しつけられ、激しいキスが降ってきた。


「ふ…ん…ッ…」


完全に社長は我を失っている。


当たりに妖しく響く音が、余計に2人の理性を奪っていく。


長く激しいキスの嵐で、あたしは呼吸ができずに苦しくなって、社長の胸をドンドンと叩いてアピールする。


すると今度は、唇があたしの首筋に下りていき、社長が思い切り吸った。


「…んッ!!」


あたしの身体は社長の動きに合わせてピクンピクンと揺れる。


どんどんエスカレートしていく社長。


気づいた時には、上半身の服は首もとまで捲り上がっていた。


「ねぇ、社長?お風呂……入ってからにしよ?」


必死に呼びかけるも社長の耳には届かない。


「……ッ……」


このままじゃマズイ!!と思った瞬間、社長があたしの身体を持ち上げた。


本日、お姫様抱っこ2回目。