「体温計?そんなもん必要か?」 「え?でもあたしの熱、さっきもこうやって計ったんでしょ?」 「あぁ、それは違う。こうやってだ」 構える間もなく唇を奪われた。 しかも長い……。 それに深い……。 最後に音を立てて軽いキスをし、やっと唇が解放された。 「病人なんだけど、あたし!!」 こんな時までエロ全開なんて、本当にただのセクハラ男だよ!! 「アホか。熱を計るにはこうするのが一番手っ取り早いんだよ。口の中が一番正確な熱が分かる。オレがお前の異変に気づいたのだって、あの時キスしたからだぞ」