「本当に強情な女だな。けど、無理だけはするなよ」 優しさなんだか自分のためなのか、ほんとによく分からない人。 社長がよしよしとあたしの頭を撫でた後、席に戻ろうとあたしに背中を向けたのを確認して小さく溜め息をはく。 だけど本当に頭が痛い。 「午後までもつかな」 ボソッと呟いたつもりだった。 だけどそれを聞き逃さない社長が勢いよく振り返って言った。 「ほらみろ。今すぐ帰れ!会議中に倒れられたりしたらこっちが迷惑だからな!!」 「そんな言い方って……」