だから『選んで』貰う。
去るなら去れ。
側に居てくれるなら、わたしはそのオトコノコのことを精一杯知ろうとするつもりだ。
もちろん、わたしのことも知って貰いたい。
『よく知らない』わたしがそう思っているのだから、オトコノコだってわたしのことをよく知らない。
『好きだ』なんて言ってくるのだから尚更、わたしのことを『誤解』している可能性がある。
実際、よく言われた。
「こんなに真面目なんて思わなかった」
「こんなにそそっかしいとは思わなかった」
「こんなに優しいとは思わなかった」
「こんなに冷たいとは思わなかった」
……ほっとけ!
勝手に『理想化』していたそっちが悪い!!
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