「キミと付き合ってると命がいくつあっても足りないから別れる」 そう書いてあった。 わたしはフラれてしまった。 そしてわたしを振った勘違いくんはというと、何故かわたしに『罪悪感』を持っていた。 『ごめんな、これから楽しい思いをたくさんさせてあげたかった……でも、キミの笑顔を見たい』 そんな思いやりまで見せる始末だ。 わたしは何もせず『居心地のいい場所』を手に入れた。 『フラれる』なかなかイイ……わたしは学んだ。 ・