「なに?」
《電話を切る時、あの名前で呼んで? 昔みたいに。そしたらきっと安心して眠れるから……》
「……」
またしばらくお互いに黙り込む。
「わかった。じゃ、そろそろ切るな」
《うん》
「……おやすみ。サクラ」
昼間、太陽の下で輝く無垢な薄ピンクの花びらも。
闇夜に浮かぶ妖艶な薄紫色も……。
どちらも魅力的でオレの心を惑わせる。
もしも……こんな薄汚れたオレの内面を知ったら、
17歳のあの子は泣くかな?
《電話を切る時、あの名前で呼んで? 昔みたいに。そしたらきっと安心して眠れるから……》
「……」
またしばらくお互いに黙り込む。
「わかった。じゃ、そろそろ切るな」
《うん》
「……おやすみ。サクラ」
昼間、太陽の下で輝く無垢な薄ピンクの花びらも。
闇夜に浮かぶ妖艶な薄紫色も……。
どちらも魅力的でオレの心を惑わせる。
もしも……こんな薄汚れたオレの内面を知ったら、
17歳のあの子は泣くかな?


