透き通るような耳障りのいい声。
電話の相手が誰かは、すぐにわかった。
うつぶせ状態だったオレは、話しがしやすいようにと、体の向きを変えた。
「いや。ええよ。……って、今何時?」
寝起きのせいで声はガラガラだけど。
《えーと……。1時すぎ。ごめんね、こんな時間に。……迷惑だったよね。……もう切るね》
オレは「あはは」って笑い声を上げた。
「なんやねん。もうええって。今更切られても、こっちは目ぇ覚めたわ」
《だよね。ごめん……》
「どうしたん? また眠れへんのか?」
《……うん》
「……旦那は?」
《あの人は……仕事忙しいから……。今夜も帰らないって》
「そうか……」
オレはむくりと起き上がる。
ベッドから出て、キッチンへ向かった。
「じゃあ、眠くなるまでつきあったる」
《小寺君、ありがと》
「おう」
電話の相手が誰かは、すぐにわかった。
うつぶせ状態だったオレは、話しがしやすいようにと、体の向きを変えた。
「いや。ええよ。……って、今何時?」
寝起きのせいで声はガラガラだけど。
《えーと……。1時すぎ。ごめんね、こんな時間に。……迷惑だったよね。……もう切るね》
オレは「あはは」って笑い声を上げた。
「なんやねん。もうええって。今更切られても、こっちは目ぇ覚めたわ」
《だよね。ごめん……》
「どうしたん? また眠れへんのか?」
《……うん》
「……旦那は?」
《あの人は……仕事忙しいから……。今夜も帰らないって》
「そうか……」
オレはむくりと起き上がる。
ベッドから出て、キッチンへ向かった。
「じゃあ、眠くなるまでつきあったる」
《小寺君、ありがと》
「おう」


