「あの」

ビク―――――ッッッ!!!!


背中からハスキ-ボイスがぁ…


「は…はい‥‥」

「三浦 歩ちゃん…だよね」


「はい…」

まさか…

「やっぱりそうか、待ってたよ」


「総(ソウ)にぃ~*」

家の中から

小さな男の子が出てきた。

「総にぃ*この子が歩ちゃん???」

「そうだぞ。」



「僕の名前は空(ソラ)宜しくネ☆」

「よろしくね!

ねぇ、僕『総にぃ』って

読んでるけど‥‥


パパじゃないの???」

聞いてみた。

「お兄ちゃんだよ☆」

爽やかな笑顔で返された…


「こんな所で立ち話しも何だし;

続きは中で話そうか


あと、荷物持つよ」

と、手を差し出す

「ありがとう」


「どういたしまして。」

笑顔で受け取ってくれた

その笑顔は
とても優しかった