俺は彼女をお姫さま抱っこして全力で街を駆け抜けた。 そう、普通に考えれば関係のない彼女をほっといて一人で逃げた方が確実に逃げ切れた。 でも、ここで彼女と別れると二度と会えない気がした。 それは、なぜか絶対にイヤだった。