階段をおりていった。

なんだかあたりが2重に見え・・・

バタンッ





「あ!目が覚めた?もうびっくりしたわよ!きゅうに階段の下でたおれてるんだからー。」

そういってお母さんが薬をだした。

「熱があるからこれ飲んで寝なさい。今日の塾は休みね。先生に言っておかなくちゃ。」

熱・・・か・・・。

前に熱をだしたのはいつだったかなぁ〜

そうだ小学生のころだ・・・。

おもいだした。加藤・・・。私はそいつにいじめられていた。

6年生最後の冬だったな。みんな厚いコートをきていたのに、私は朝きてきたコートをゴミ箱にすて

られていたんだった。それに水をかけられたんだ・・・。

みんな目も合わそうとしなかったな・・・。

「あぁ〜もう!なんでこんなことばかりおもいあしちゃうの! ?」

私はむりやり寝た・・・。その思い出を消しながら・・・。

  


 


チュンチュンッピピピピピピピピピピピッ
 
「んっ・・・。もう朝か〜ねむいな・・・。」

寝ぼけながらも熱をはかる・・・。

ピピピピッ ピピピピッ

え〜と?うっわ〜熱まださがってない〜

まだ新学期はじまってまだ1日目なのに〜(泣)

まぁいっか授業さぼってこういうのもわるくわないかな・・・。

  


何時間か寝た。でもやっぱり起きてしまう・・・。

ひまだぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!

なんか無いかな〜っと窓の外をみたら・・・

「み!南くん!?な、なんでこんなとこに・・・?」

南くんは無表情で手をふっていた((笑

私はパジャマから私服に着替えて玄関までいった。

「よぉ。学校おわったからさ・・・。その、おみまいっていうか。せ、先生に言われたからきただ 
けだ!何かわるいのかよ!」

ギャクギレ?((笑