─暴走族のお姫さま─




「ひゃあっ」



足がフラついて
上手く立てない。



あたしは那緒さんに
抱きつくような形で
倒れ込んだ。



「おい!!奈菜大丈夫か?」


「えへへ…らおしゃん
すいましぇん…えへへ」



もうあたしは
何が何だか
わからなくなっていた。



その時。



「おい、那緒!!」


未来さんの
声が聞こえた。