─暴走族のお姫さま─



あたしはバックを持って
柚希に近づくと



「奈菜!!早く行きなよ!!
彼氏さんが待ってるぞ!!」


といって柚希は
明るく振る舞った。



強がりな柚希。



少しでもてっちゃんとの
時間を作ってあげたい。



そう思った。



窓の外を見ると
本当に未來さんが
立っていた。



「うんっ
柚希、また明日ね」



と言うと
あたしは走って行った。