「うぅっ…ごめんなさい」 「本当にごめんなさいだよ!! いつから?」 そう言う 柚希にあたしは 「昨日電話したでしょ? 助けてくれたのが 未來さんだったの」 「……」 柚希には怒っているのか 呆れているのか 何も言ってくれない。 「で、付き合うことに なったの?」 少しの沈黙のあと 柚希は微笑みながら 言ってくれて すごく安心した。