─暴走族のお姫さま─




怯えているように
見える奈菜に
俺は苦笑いしながら



「怖いよね」



と言った。



すると奈菜は
思っても見なかった
答えをくれた。



「…いい暴走族も
いると思います」



「え?」



ほら。



奈菜はいつも
こうやって
俺を驚かせる。



奈菜が欲しくて
たまらない。



今すぐにでも
奈菜が欲しい。