その時。



奈菜がうっすらと
目を開けて起きた。



「奈菜」



【未來…】



今日に奈菜は抱きついてきた。



「どうした?」



【未來がいてよかった】



「何言ってんだよ。
ずっと一緒にいるって
いっただろ」



【本当に?】



「あぁ…心配すんな」



そう言うと奈菜は
優しく微笑んだ。