─暴走族のお姫さま─




俺は聞いてみた。



奈菜にとって
俺たちは
どんな風に
見えてるか。



「暴走族って
どんな世界かわかるよね?」


奈菜はコクンと
頷いた。



でもその表情は
少し怯えているように見えた。



でも、いずれは
知ることになるなら
今話そう。



「汚れた世界だ」



これで嫌われるかもしれない。



でも奈菜なら
わかってくれる気がする。