クレープを食べているとき 「未來」 と呼ぶ奏の声が聞こえた。 あたしはバッと振り向いて 声がしたほうを探した。 どこ? どこ? どこ? 見つからない。 なんでよ なんであたし こんなに未來を探してるの? こんなに泣きそうなの? 探しちゃダメ──… どこかから 聞こえた気がした。