─暴走族のお姫さま─




優真の首に腕を回して
ギュッと抱きついた。



「未來…っ」



「なー…」



諦めがない女だって
思われてもいい。



今はただ
未來に会いたいよ。



あたしと未來が
過ごした日々を
思い出になんてしたくないよ。



できないよ。



嘘でもいいから
好きって言ってほしい。



せめて



ちゃんと別れができたら
こんなにならなかった。