─暴走族のお姫さま─




置き手紙と一緒に置いてあった
合鍵でドアを締め
スーパーまでの道のりを歩いた。



スーパーについたあたしは
頭で何を作るか
想像しながら
カゴに食材を入れていった。



スーパーから出て
昴さんの家まで
向かっていた時だった。



「奈菜!!」



急に呼ばれた
声にあたしは
ビクッと肩を揺らした。



恐る恐る
あたしが向けた
視線の先には
息を切らした
叶が立っていた──…