─暴走族のお姫さま─




────………
───……



──バタン…



次の日
あたしはドアが
閉まる音で目が覚めた。



あたしはムクッと
ソファーから身を起こすと
テーブルに小さな
置き手紙が置いてあって



【気持ち良さそうに
寝とったから
起こさへんで行きます。
部屋の中は自由に使ってな。
6時頃に帰るから
いい子に待っとってな

        昴】




そう書き置きされていた。



さっきのドアが閉まる音は
昴さんが出ていった
音かもしれない。



そう思って
窓に走り寄り
カーテンを開け
下を見ると
ちょうど昴さんが
車のドアを開けた時だった。