奈菜…



奈菜が未來を
好きなのはわかってる。



未來が奈菜を
好きなのもわかってる。



俺が入る隙が
ないのもわかってる。



「……っ
どうしたらいいんだよ…っ!!」



俺は近くにあった
空きカンを蹴り飛ばした。