「ユウナ、ユウナ」


俺は今日も懲りずに彼女の名を呼ぶ。

嫌がる理由も、迷惑だと思っているその訳も、本当はちゃんと分かっている。

だけど、ここで引く訳にはいかないんだ。





だって俺はユウナのことが好きだから。




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