「だって実涙のさっきの上目遣い結構きいたって知ってた?しかも体育着から下着透けてるし」

確かに透けてる…
私はとっさに両手で隠した

「少しは意識しろよ…襲って下さいって言ってるようなもんだぜ?」

「ごめん…な、さい」

涙目になりながら奏を見上げた

「ほらそういうの…知らないよ襲われても…」

「でも助けてくれるんでしょう?」

はじめてあった人になんてことを言っているんだと後悔したとき
奏は笑った