私はしっかりと岩瀬君の腕にしがみつき顔を埋めた

「おいっ平気か?」

「怖かった~」

私は半泣き状態で見上げた

すると岩瀬君は顔を赤くして目を反らした

「行くぞ」

ガラガラガラ

中には跳び箱が置いてある

「今日は跳び箱な…」

跳び箱…
私が一番苦手としているもの