知らない・・・。

「風のライブって初めて?」



「えっ?はい…。そうですけど…。」





何故かその男の人は悲しそうな顔をした。



って、そんな事考えている場合じゃ無いんだよ!私!





「綺麗たね。このイヤリング。」



「えっ?」





私が気が付いたときにはその男の人の手は私のイヤリングに触っていた。