知らない・・・。

「黙れ・・・。それより、美琴になんのようだ・・・。」



「連れ戻しに来た。」



「貴様!!!!!」





私は怒りに満ち溢れ、その場にあった水をかけた。





「ッ・・・。冷たいな。お前に、引き止める資格はあるのか?」



「・・・ッ。」





返す言葉が見つからない・・・。



私の気持ちを感じ取ったように言う。





「そうだよな、お前は美琴の“本当の母親ではない”からな。」





怒りを抑える為思いっきり下唇を噛んだ。