私の記憶の中にあなたがいた。





「お兄さん誰?」



「ん?君の知っている人だよ。」





そう言って、私に笑顔を向けてくれるあなた。



でも、誰かわからない。





「また、会おうね。」





そう言って、私から離れていく・・・。





「待って!行かないで!」