太陽と花~思い出のひまわり~

「麻里!ちょっとごめん!


私、鍵落としちゃったみたい。


ちょっと、探してくる!


夕飯までには戻るから!」



「花?!」



麻里の話も聞かずに私は部屋を飛び出した。



あれを太陽君が見たら困るっ!



私は急いで太陽君の喫茶店に向かった。



「はぁはぁはぁ・・・。」



喫茶店の前に着くと、そこには“close”の看板が下げられていた。