次の日、私は会社に7時前に着いた。



会社が始まるのは8時半。



だから、まだ警備員さん以外誰もいない・・・と思ったら、


入り口近くで壁にもたれかかっている人がいた。



そう、それは太陽君だった。



あぁ、カッコイイ・・・。



いやいや、そうじゃなくて!



私は誰が見ているわけでもないのに、大きく首を振ってしまった。



えっと・・・太陽君じゃなくて


「葉山専務!」



私は太陽君の方へと走っていった。