あの日忘れて来た宝物

「大丈夫!何があっても私は裕香の味方だから!!」
『…うん。ありがとう。』
そして私の戦いが始まった。
裕香side


毎日、靴箱には悪口の書かれた紙や沢山の画鋲が入れられた。

靴を隠されて上靴で帰ったこともあった。

隠されるたびに唯が一緒に探してくれた。

唯がいなかったら…−
そう考えると唯の優しさに涙がでそうになる。

こんな時…田山に言えたなら…。

でも私は言わないと決めたんだ。

負けないと…−
決めたんだ…−