【完】俺の守護霊






それから出来るだけ翔の役に立つことが出来る用に料理とかしたりして。





でも、味が分からないから失敗ばかり。





かなり味は薄いらしい…





それでも翔は最初は黙って一つも残さずに食べてくれて。





でも、そんなんじゃいつまで経っても上達しないと思ったから言ってくれるようにお願いした。















だけど、あまりにあたしが翔の周りにまとわりつくから。





せっかくあたしの為に考えてくれたカルテ探しももういいって言ったから。






翔は怒ってしまった。




ちょっと調子に乗ってしまったかなぁー…。



だって…





この病院小さいとか言うけど、カルテの量は半端なく多いし、受け付けのおばさんに見つからないようにこっそり探していくのって本当に疲れる。






美緒って名前の人は何人か見つかったけど、全部外れだったし…






あのまま探していたら絶対に見つからないよ…







それに、なんだか成仏できないんじゃないかって思い出した。




あたしの為に一生懸命になってくれる翔には悪いけど。







成仏できなくてもいいからずっと翔のそばにいたい。




そう思いだしたんだ。