「翔、ありがと!大好きー!」 俺の胸に飛び込んでくる美緒。 「うん。知ってる」 俺も美緒の頭を撫でながら抱き締めた。 「ネックレス、貸して?」 美緒からネックレスを受け取って首に付ける。 「…どうかな?」 俺から少し離れて、ネックレスを見せる美緒。 やっぱり俺の思った通り。 「似合ってるよ。美緒にぴったりだと思った」 「…好きぃ」 美緒は再び俺に抱きついた。