あんなものにぶつかられたら、ぶつかった衝撃の方向(ベクトル)をすべて体の中に流し込まれ、麟紅の体を木っ端微塵にしてしまうだろう。それだけはなんとしてでも避けたい。と言うか死にたくない。
(どっか、逃げ込める場所!!)
必死で回りを見回すが、この路地は曲がりが無い一本道。途中いくらかビルとビルの隙間があったが、あくまでそれは隙間。人が通れる幅でもなく、通れそうでもエアコンの室外機などで通ることもできなさそうだ。
(早く早く早く! どっかにねぇのかよ、隠れる場所!!)
ズドン! と、同時に麟紅の後ろで強烈な音が響いた。
(どっか、逃げ込める場所!!)
必死で回りを見回すが、この路地は曲がりが無い一本道。途中いくらかビルとビルの隙間があったが、あくまでそれは隙間。人が通れる幅でもなく、通れそうでもエアコンの室外機などで通ることもできなさそうだ。
(早く早く早く! どっかにねぇのかよ、隠れる場所!!)
ズドン! と、同時に麟紅の後ろで強烈な音が響いた。

