同時に麟紅の視界からCode.0005が消える。
(消えた……! いや、違う!)
麟紅は即座に頭を回す。狭い路地裏では横の移動は難しい。麟紅の方への移動は、これも路地が狭いという理由で無い。反対側なら見えるはず。残る選択肢は、
「上か!!」
すばやく上を見上げると、わずかに見える夕焼け空のその真ん中に、一つの影が浮いていた。
「この力なー。体に接している力にしか通用しねーから、重力だけは操作できねーんだな」
(消えた……! いや、違う!)
麟紅は即座に頭を回す。狭い路地裏では横の移動は難しい。麟紅の方への移動は、これも路地が狭いという理由で無い。反対側なら見えるはず。残る選択肢は、
「上か!!」
すばやく上を見上げると、わずかに見える夕焼け空のその真ん中に、一つの影が浮いていた。
「この力なー。体に接している力にしか通用しねーから、重力だけは操作できねーんだな」

