~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王

「『完全記憶』? もしかしてお前、美燈(みとう)瑠璃(るり)の知り合いか?」

「美燈瑠璃? どッかで聞ーたことが……」

 その言葉がぶっつりと途切れた。同時に、麟紅自身しまった、と思う。

「お前、『完全記憶』の知り合いかー?」

 尋ねられ、麟紅は沈黙した。頬を一筋の汗が伝う。
 答える前に、まずは聞かなければいけないことがある。

「まさかとは思うが、お前、オー・ツーとかザ・ファイヴとか言われてる奴か……?」