「東大通り、及びその近辺の通りの路地裏。そこにいなきゃもう別の学区まで逃げて行ったか、それか捕まったかだな」
「……」
アズラクも、黙ってうなずいた。
麟紅は一度アズラクの顔を見ると、奇妙な笑みを見せて、資料をアズラクに押し付けた。
「俺は南側を探す。アズ、お前は北の方を探せ」
「え? 二人で一緒に探すんじゃないの!?」
「時間がねぇのはわかってんだろ。少しでも早く見つけなきゃなんねぇなら二手に分かれた方が早いはずだ。ってことでよろしくぅ!!」
麟紅は早口にそこまで言って、ひゅん、と風のように走っていった。
公園に、唖然とした表情のアズラクを一人残して。
「……」
アズラクも、黙ってうなずいた。
麟紅は一度アズラクの顔を見ると、奇妙な笑みを見せて、資料をアズラクに押し付けた。
「俺は南側を探す。アズ、お前は北の方を探せ」
「え? 二人で一緒に探すんじゃないの!?」
「時間がねぇのはわかってんだろ。少しでも早く見つけなきゃなんねぇなら二手に分かれた方が早いはずだ。ってことでよろしくぅ!!」
麟紅は早口にそこまで言って、ひゅん、と風のように走っていった。
公園に、唖然とした表情のアズラクを一人残して。

