~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王

「いやいや、テメェは何もしねぇのかよ」

「最初から俺がするならお前を連れて来てはいない。俺にはこれから他に用事があるんだ。だからお前に任せる」

 なるほど常磐がよかったというのはこういうことか常磐なら絶対服従しそうだしなぁ、と麟紅は考えて、即座に嫌そうな顔をする。
 しかし璃寛はそれを無視して、

「宇羽目、そちらからも麟紅の補佐を一人出してくれないか」

 呆気に取られつつ、いきなり話を振られた宇羽目は「え!」と一瞬驚いて、

「え~っと、わたしと銀杏春はダメですから……ジェニーもいないし……笛は……」

「嫌です!! 絶対嫌です!! こんなのと一緒にいたら命がいくつあっても足りません!!」