~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王

 璃寛は目を閉じて、それからゆっくりと頷いた。

「……読心術を使えば、誰から受け取った情報かはわかるだろうが、今はあえて詮索しないでおこう」

「心遣い、感謝します」

 宇羽目はそう言って頭を下げると、手に持った資料を璃寛へ渡した。
 そして璃寛は、その資料に目を通すことなく麟紅へ手渡す。

「は?」

 麟紅の口がへの字に曲がった。

「わざわざ口にする必要があったか? この仕事をお前に任せると言っているのだ」